| Ｎｏ.82；ユニクロ野菜、営業が「不作」でした・・・ |
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2004/04/14 |
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東京新聞3/23付記事。「ユニクロ」衣料品販売のファーストリテイリングが平成14年9月からスタートした「スキップ（SKIP）」ブランドの野菜･果物販売が終了することになった。
「スキップは」、同社が衣料品販売の低迷をカバーするための多角化戦略であった。しかし、本物志向＆高級品を会員制宅配やインターネットで拡販する目論見も計画通りに進まず、当初計画の会員40,000〜50,000名も、約10,000名止まりに。計上損益が9億3千万円と、黒字化のめどが立たなかったそうな。
同社・柳井社長いわく「野菜・果物は、工業製品のような計画生産が不可能。当面はアパレル関連事業に専念する」と敗戦の弁。チャレンジ精神は大切だが、そのコメントはわかりきった事ではなかったのか。当時はテレビ取材等で「本当に美味しい野菜を提供したい」と熱弁していたのに、これでは一般農家に失礼だと思う。
経営工学には「実現性の研究（フィージビリティ・スタディ）」という手法がある。夢を、絵に描いたモチ、計画倒れで終わらせないためにも、ぜひ取り入れたい手法だ。 |
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